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哲学堂公園
早いもので、ゴールデンウィークも今日で終わりですね。

 唯一お休みだった昨日、とっても不思議な場所へ行きました。
明治時代の哲学者、井上円了が作った中野の「哲学堂公園」。
東洋大学の創立者でもあるこの方は、西洋の哲学という概念が
日本にまだ無い時代に、哲学を学ぶ学校を作った方。
どういった思想、哲学なのかは、この公園だけでは分からないけれど、
かなりオリジナリティあふれる、独創的な世界観でした。
公園の建造物や、池、橋、川に象徴的意味を持たせて、
実際に哲学を体験して学ぶ場として作られています。



「哲学門」

まずは、天狗と幽霊の像がある「哲学門」をくぐり、園内には
「宇宙館」、「四聖館」、「絶対城」などと名付けられた建物や、
人工的に作られた川や池、滝などがあります。その至るところに
何を象徴しているかというキャプションが添えられており、
とにかく不思議としか言いようのない世界。
目に見えぬ世界と、この現実の世界をつなぐ曖昧な「間」のような空間。
フワフワとした気持ちで、この辺では貴重な緑の生い茂るなかを歩きました。




「六賢台」

はじめて訪れたこの土地。
実は私が生まれたところでありました。
産まれてすぐに引っ越したので、もちろん覚えていませんが、
両親は、この哲学堂公園のすぐそばに住んでいたそうです。
父に聞いたその場所には、おおきなマンションが建っていました。
覚えていないのに、ここがルーツというのはとても不思議な感覚。

ちょっぴり異様なこの世界が、自分の中にも存在するような気がして
なんとも言えない気持ちになりました。
でも、世に存在するものはみんな人間の内にあるものですからね。



「六賢台」から見える「無尽蔵」

| ioricolumn | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「難波田史男の15年」展



難波田史男という画家をご存知でしょうか。

美術館の所蔵品展示のなかにひっそりと数枚掛けられている作品を
目にしては、心にのこっていた画家の全貌が見られる展覧会が
東京オペラシティで開催されるのを知り、ずっと待ちわびていました。
32歳という若さでこの世を去った画家の15年間の創造の軌跡。

わたしがよく目にして知っていた作品は、インクと水彩で描かれた
淡いにじみのあるもので、このタッチの絵がとても好きでした。
今回の展覧会では、幼少時から、10代、20代、30代と年代ごとに
展示がされており、画家がどのように変化していったのかが見てとれました。

私が好きだと思ったタッチのものは、後半の晩年にかけてのもので、
水彩時代の前には、線の時代があることを知りました。
この「線」を主体とした絵もとても素晴らしくて、線そのものと、線が作りだす造形に
本当に感動しました。「線」があまりに美しくて泣けてくるくらい。。
そして作品全体からは音楽が聴こえてきます。

宇宙が奏でる音楽。

作品のどれもが、「完全なものとして宇宙に存在するもの」が
画家の手を伝わって、そのまま描かれているようなのです。
一枚の絵だけではなく、この時代の絵すべての構成が完璧なのに驚きました。

ずらり並んだ200点以上の作品たち。個人の苦悩もあったとは思うし、精神的な
葛藤もあるのだろうけれど、個人的な感情は不思議と作品からは感じられない。
全体の一部であるという自覚があるかのような。
この方もやはり普遍的なものを求め、その中に生きていたのかと思う。

一枚の絵はその瞬間を表す音符のひとつ。
その音符が並ぶことによって、さらに壮大なシンフォニーが奏でられているような
すばらしい展覧会でした。



一枚一枚じっくりじっくり、感じながら展示を見ていたら、3時間ちかく経過していてビックリ☆
見ている間中、ずっと音楽を聞いていたような心地よい時間でした。
久しぶりに心がふるえる作品に出会えてとても幸せ。

※残念ながら、展示は3月26日で終了してしまいました。

| ioricolumn | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
お参り
もう4月になると言うのに、なかなか暖かくなりませんね。

先週、身延にお墓参りに行ってきました。
いつもなら久遠寺の枝垂れ桜が咲き始める頃ですが、
緑のつぼみはまだ固く閉じられたまま。
ようやく梅が咲いたばかりで、木々に葉はなく、冬の風景でした。
まだまだ寒く、ちょっとさびしい感じではありましたが、叔父や叔母と
つかの間の時間を一緒に過ごせるのはうれしいものです。



境内に咲く、八重の梅。
枝垂れ桜が咲いたら、県外からも大勢の観光客が来て賑わうんだろうな。
賑わっている身延を一度見てみたい・・・

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今日は、東京・品川にプチトリップしてきました。
目的は、品川から京急で3つ目の「青物横丁」にある、海雲寺というお寺さん。
ここは、家庭の火と水(台所)を守ってくれる、荒神様(こうじんさま)が
祭られており、毎年3月と11月の27,28日に大祭が行われます。
今日はその大祭の日ということで、お参りに行ってきました。

京急線はほとんど乗ったことがなく、よく分からないまま
止まっていた電車に乗ったらば、これが「快特」なるもので、
青物横町をふっとばして、10駅くらい先の京急蒲田まで行ってしまいました・・・。
出足からこんな調子で、海雲寺についたのは、家を出て2時間後。

海雲寺は駅のすぐ横にあり、参道にあたる商店街には縁日の屋台がポチポチと。
地元の方が参拝に訪れていましたが、人通りはそれほどでもなくちょっとさびしい感じ。
昔はもっと賑わっていたのかなア。
この辺は緑が少なく(いや、ほとんど無いか)、コンクリートだらけ。
なんとなくくつろげないので、大祭の時だけ売っている、釜のカタチをした
かわいい「釜おこし」をお土産にかって、早々と青物横丁をあとにしました。



京急蒲田まで行ってしまって戻る間に通過した駅名が
「鮫洲」、「梅屋敷」となんだかとっても変わっていて
いろいろ由来があるのだろうなと興味深かったです。
梅屋敷駅には「梅ちゃん先生」という番組の広告が大きく張り出されていて、
なんだろう?と思っていたら、今度のNHKの朝ドラだったようです。

同じ東京でも、全然知らない土地がたくさんある。
街の空気がまったく違っていて、人の雰囲気もまた違う。
自分の住んでいるところと言うのは、自分に合っていて、
縁があるからなのかも、と思いました。
| ioricolumn | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Atom news 
 アトムリビンテックさんの広報誌、「アトムニュース」の
最新号が出来ました。
昨年の春より、作品を掲載していただいておりましたが、
季節がひとめぐりした今号で私の作品掲載は最後となります。
今までご覧頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
そして、アトムさん、大変お世話になりました。
また何らかのカタチでご一緒出来るのを楽しみにしております。

こちらからpdfでご覧いただけます → atom news 最新号


                      「hajimari」

| ioricolumn | 22:46 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
あれから1年

梅がポチポチと咲き始めました。
今年は梅の花が遅いですね。
白梅は、紅梅よりも後に咲くというのを今日はじめて知りました。

昨日は震災から1年にあたる日。
テレビで津波の映像を見て、ふたたびあの時の恐怖が
よみがえり、2011年3月11日がこころにグっサリと
刻み込まれているのを感じました。

当時の私は胃の病気でほとんど食べられず、
ゲッソリとやせ細っていました。
そんななかで起きた震災。
停電で真っ暗ななか一人で過ごす不安な夜。

そんな絶望的な状況のなかで、とても貴重な体験をしました。
震災が起きて1週間くらいのことでしょうか。
世界中の人々の「想い」が、日本へ向けて流れてきました。
今まで体験したことのない、大きな大きな暖かいエネルギー。
それは実際にエネルギーとして感じられたのです。
包みこまれるような大きなもの。
とてもありがたくて、ありがたくて涙が出ました。
これが本当の「愛」のエネルギーなのだと思いました。

多くの命が奪われた震災は、とても残酷で、悲しい出来事であることに
変わりはないけれど、この出来事が無ければ、人が本当の意味で
生きることと真剣に向き合うことは無かったと思います。
たくさんの犠牲をもって教えられたことを絶対に忘れてはいけません。

「愛」のエネルギーはしばらくして感じられなくなりましたが、
あの体験は、これから人間が目指していかなくてはならない理想を
示してくれたように思います。

| ioricolumn | 19:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
past exhibition




past exhibition に松明堂ギャラリーさんのリンクを貼りました。

2010年に開催した個展「kan−non」の様子が見られます。


| ioricolumn | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2.22 新月


 今日は2.22うお座の新月。
ここで心機一転したい気分です。

前回のブログからなんと1ヶ月もたってしまいました。
face bookをはじめてから、そちらに日々のつぶやきをいれているので
ついついブログから遠のいてしまってました。。
「つぶやく」のと、「文章をかく」ということの重みの違いなのかも
しれないですが、ブログの方がちょっと考えてしまいますね。
内容は大したことではないのですけど。

今は冬ということもあり、内を見つめなおすような時期。
と言っても結局は日々に追われて、じっくり考えるということが
なかなか出来ずにいます。
冬にきっちりと内向的になっておかないと、春からちゃんと
動き出せないような気がします。
夏は誰しも、外へと向かって行く時期で、そうして四季に応じて
自然とバランスをとっているのかもしれませんね。

年が明けるといつも晴々とするのですが、今年はなんというか
まだスッキリと気持ちの入れ替えが出来ていないような気がします。
自分にとっての新年はもう少し先かもしれません。
冬の寒さの残るうちは、あれやこれやと自分のなかで思いを
巡らせて、身の回りのことをやっていこうとおもいます。



冷たーい風の吹く日に「代々木village」に行ってみました。
お目当ては、敷地内に植えられた植物たち。
日本ではなかなかお目にかかれない、砂漠地帯や
山岳地帯の植物の造形に驚くばかりです。

写真の植物、以前わたしが描いた絵の雰囲気そのまま
だったのでビックリしました。

| ioricolumn | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
花束
 

おととい、東京も初雪が降りました。さすがに冷えますね。

今ごろになってしまいましたが、今年の年賀状は
過ぎ去った2011年に花を手向けたいという想いで、
「花束」という作品に、菊の花をあしらったものにしました。

そしていつもの言葉。

ars cum natura ad salutem conspirat

「芸術と自然はひそかに協力して、人間を健全にする」

本当に、そう心から信じています。
| ioricolumn | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
年末年始は
 

2012年も明けて早2週間ですね。

年末年始、三が日まではアクティブに過ごしておりました。
大掃除、おせち作りをして、元旦はお雑煮を作り、氏神さまへの初詣へ。
2日は恒例の高幡不動へ初詣。
今年は例年以上に参拝者が多く、駅を降りてすぐの参道から
ずらーっと並んでいました。
これほど混んでいるのは初めてです。
境内は人でごった返し、警察が放送で注意を促していて
なんだか物々しい感じ。おごそかにお参りと言うわけにはいきませんね。
もみくちゃになりながら、早々にお不動様を後にしました。

3日はうちで両親、弟家族とで新年会。
おせちのほかに、煮しめと豚の角煮なども大量に作って
しまったので、食べてもらえてよかった。
弟と姪っ子(姉)は甘めの料理を一切食べないので、
いつも何を作ったらよいかわからないのだけれど、
煮しめはかなりさっぱりめの味付けだったので、食べてくれました。
奥さんと姪っ子(妹)は間逆で、甘党なのでなんでもok。
家族で好みが違うと大変だなア。

と、そんなこんなでバタバタと日々は過ぎ、4日は仕事はじめ。
年末からなんとなく風邪気味だったのが、4日の夜あたりから悪化して
久しぶりに本格的な風邪引きとなりました。
朦朧としながら仕事へ行って、夜は早めに寝て・・・を繰り返し。
ようやく、月曜あたりから復活しましたが、病み上がりで、
まだ体が重ーい感じなので、来週くらいからまた動いていけそうです。

これから本格的に寒い季節。乾燥もしているので、みなさまも
どうぞお気を付け下さいね。



うちで絵を描く姪っ子(姉)。
将来は絵描きか?と思いきや、婦人警官になりたいそうな。

| ioricolumn | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
謹賀新年




    *
 
a happy new year *
       
       一  陽  2012  来 復


      新年あけましておめでとうございます
 
       昨年中は大変お世話になりました

       本年もどうぞよろしくお願いします




     Happy to have everyone come !
| ioricolumn | 20:07 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

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